活動記録 ★執行役員の活動記録★
本日は、日本国内で複数店舗を展開するラーメン店様と、中国・上海で飲食チェーンを運営する企業様との商談で訪中。
日本側は行列のできる人気ラーメン店で、以前から海外展開に興味を持ちつつも、現地パートナー探しに苦労していた。中国側は上海市内で複数の飲食業態を手がける企業で、日本食ブームを追い風に、本格的な日式ラーメンを展開したいという意向を持っていた。両社を引き合わせるにあたっては、味へのこだわりと事業スピードという、一見相反する価値観をどう擦り合わせるかが課題だと感じていた。
打ち合わせでは、まず中国側から上海の外食市場の現状と、これまで手がけてきた飲食ブランドの実績が紹介された。続いて日本側から、スープや麺へのこだわり、店舗オペレーションの考え方についての説明。
同じラーメンという文化があれど、日式ラーメンと現地のラーメンでは違いがありお互いの認識をすり合わせる作業から行われた。
会議の終盤では、双方から前向きな反応が得られ、まずは日本側の店舗で使用している食材リストと、中国国内での代替調達候補の洗い出しを進めることになった。スープの味を大きく左右する食材については、現地でどこまで再現できるかが今後の最大の論点になりそうだ。
今回の引き合わせを終えて、食という感覚的な部分を扱うビジネスほど、条件交渉の前に「信頼」を築くプロセスが欠かせないと感じた。数字や契約条件はもちろん大事だが、それ以上に「この人たちになら任せられる」と思ってもらえるかどうかが、最終的な成否を分けるのではないかと思う。
次回以降も、双方のこだわりを尊重しながら、現実的な着地点を丁寧に探っていきたい。


